2022年9月22日(木) R4 紫苑祭によせて

 

 

皆さんおはようございます。

第50回 「紫苑祭」がいよいよ始まろうとしています。

今年度の「紫苑祭」は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、皆さんの安心・安全を第一に考え、合唱祭を別日に開催させていただくことにしました。

 

 

例年のような紫苑祭とは、異なることがあるかと思いますが、「日々の活動や生活の集大成としての発表の場」という本校のスタイルを継承しつつ、みんなで協力し合い、お互いの向上を目指しながら、みんなで創り上げる「紫苑祭」にしていただきたいと思います。

 

 

本校で、「紫苑祭」という名称で「文化祭」が行われるようになったのは、平成7年度からで、それまでは「学芸発表会」と言っていたということです。

平成7年度は、現在の管理・普通教室棟の校舎が完成し、使用を開始した年に当たります。新しい校舎で、新しい机に向かって学習を始め、文化祭も本校の花菖蒲と秋に咲く紫苑の色に由来し、「学芸発表会」を「紫苑祭」(しおんさい)に改称したのだそうです。

 

 

当時の生徒会役員として中心になって文化祭を企画推進していたNさんやKさんは、生徒会誌「美しのみね」(第40号)の中で、紫苑祭と改名して新たな気持ちで頑張れたこと、当日のものすごいプレッシャー、緊張感の中で、全校生徒の皆さんの協力を得ながら見事にやり遂げた感動や充実感を、「南部中の歴史に新たな1ページが刻まれた」と記しています。

この時を新たなスタートにして、以後27回の歴史を重ね、代々の先輩方が築い

た伝統を受け継ぎながら、新たな文化を生み出し、年々、進化してきた紫苑祭であったのだろうと思います。

今年のテーマ 「 煌(きらめき) ~ 1人1人がきらめくスター ~ 」 のもと、

今までの生徒会活動の積み重ねの上に立って、一人一人が自分の役割を果たして、笑顔があふれる紫苑祭(しおんさい)にしてください。

そして、自らを、学級・学年を、そして、南部中を輝かせてください。

 

 

また、仲間の発表では、耳を澄ませ、仲間の思いに心を寄せ、その思いをしっかりと受け止めていただきたいと思います。

仲間とともに創り上げる楽しさを味わいながら、達成感や成就感を共有し、仲間のよさや素晴らしを実感することで、文化祭テーマ「煌(きらめき)」 に迫れるはずです。

皆さんが、紫苑祭(しおんさい)を通じて、一段と成長してくれることを期待しています。