2023年10月 3日(火) 2年生 福祉体験~人権同和教育月間~
「みんなにやさしく」という絵本をもとに、
「やさしくするとは、どういうことか?」
を問う校長先生のお話から人権同和教育月間が始まりました。
その中で、2年生は総合的な学習の時間に「車椅子体験」や「高齢者体験」を行いました。
車椅子体験では、実際に車椅子に乗り校内の廊下や段差、エレベーターの乗り降りや洗面所を利用してみるなど、体験してみないとわからない感覚を知ることができました。
高齢者体験では、高齢者の日常生活を体験するために色んな教材を身につけて、疑似体験を行いました。視覚障害ゴーグル(白内障や視野狭窄といった症状を疑似体験)、イヤーマフ(聴覚の変化、難聴の体験)、ひじ・ひざサポーター(関節の動きの低減を体験)、手袋(手指の動かし辛さを体験)をつけることで、日常生活とは違う感覚に触れることができました。
人権はすべての人が生まれながらに持っている、人間として幸せに生きていくための権利です。
違う立場の人に対して敬意を持つための第一歩として、まずは知るということができたのではないでしょうか。そこから、思いやりの心を持つとはどういうことなのか。どんな行動が自分や相手を尊重することにつながるのかなど、よりよい社会を築く力となるよう、生徒も教師も一緒に学んでいきたいです。