2020年12月10日(木) さなぎを食べたよ~4年2組~
神科っ子タイムの時間では
『まゆちゃん(かいこ)を探れ!』ということで、かいこに関わることで子どもたちが知りたいことや、やってみたいことをしてみることになっています。
今回は子どもたちの「さなぎ料理が食べてみたい!」という思いから、実際にかいこのさなぎの佃煮を食べてみました。
集めた情報によるとツルヤで販売されているのだとか。
この話をしたのはだいぶ前になっていたので、スーパーで見つけて買ってもらって食べたよ!という子もいましたが、多くの子は初めてです。
茶色いさなぎがいくつもトレーに入っているのは
「・・・。」
でしたが、子どもたちは興味津々。叫びながら(?)噛みしめる子、「おいしい!」とパクパク食べる子、みんなの様子を遠巻きに見る子、お茶で流し込む子、様々な様子でかいこの佃煮を食べていました。
そしてなぜさなぎを食べていたのかも考えてみました。料理のほかに、子どもたちからは
「本当にまゆ1つから1000mの糸がとれるのかな?」
「かいこを飼っていた家を探しに行きたい!」
などのやってみたいことが挙げられています。今後も少しずつ取り組んでいきたいと思っています。
◎さなぎを見た印象
・気持ち悪い
・うえ~~~
・まずそう・・・。
・思ったよりは小さいけど、そんなにおいしくなさそう
・小さなツチノコみたい
◎食べた感想
・口の中でかいこのにおい・・・
・想像よりおいしかった。サバのような味で豆のような感触だった。
・味がすごく残る
・おいしかった!
・とてつもなくまずい
・ぐにゅってした。
・お茶を飲んでも味が残るのがいやだ
・さばの味噌煮っぽくておいしかった
◎なぜさなぎを食べたのかな。
・さなぎには栄養がいっぱいあると思うから。戦争中の栄養補給だと思う。
・昔は食べ物がなかったから。
・かいこを育てすぎてそのままだともったいないから。
・食料がなかった。小さくてすぐに食べられるのがよかったから。
・かいこが身近だったから。
・死なせて捨てるのはもったいないから。
・栄養をとるためだと思う。
★校長より
私が子どもの頃、母の実家はまだ「お蚕様」を飼っていました。
おやつや食卓には、当然、「さなぎ」が出され、何のためらいもなく、「おいしい! おいしい!」と食べていました。
しかし、「ハチの子」は、友だちが「うまい、うまい」と言っているのを、横目にどうしても食べれませんでした。