2021年1月24日(日) 本校の非違行為防止研修
本校では、毎月の職員会議のほかに職員研修の時間を設け「非違行為防止研修」を行っています。
残念なことに教職員の不祥事はゼロになることはなく、今年のようなコロナ禍にあっても発生しております。
このことを神科小学校では決して他人事とはせず、自分事としてとらえ(他山の石とする)、様々な事例を基に、
【これが、自校で起きたら...】と場面を自分事に置き換え
「自分だったら、どうするか」
「子ども、保護者、地域の方はどう思うか」
「自分の家族・同僚は、どう感じるか」
など、様々な人々を思い浮かべ非違行為根絶の気持ちをもつようにしています。
直近の研修を紹介します。
(1)交通法規の遵守(飲酒運転撲滅)12月
資料を基に、各学年ごと「標語」を作成しました。
① スピードを ゆるめて運転 ゆずりあい (5学年)
② のまれるな よゆうをもって 道に酒 (2学年)
③ 付けましょう 車もお酒も 初心者マーク (4学年)
④ スピードを出せば 自分の 命とり (3学年)
⑤ とる責任 家庭に 職場に 地域にも (専科)
(2)わいせつ行為の防止 1月
長野県教育委員会のHPに掲載されている「自校の児童・生徒へのわいせつな行為に係る検証報告書」などを参考に、県内で発生した事例を基にわいせつ行為防止の研修を行いました。
学校長からは、「問題行動が起きる4つのプロセス(4つの壁)」の紹介をしました。
(参考までに)...性問題行動は「たまたま」「衝動的に」行われるのではなく、次の4つの壁を超えることで起きる。
① 動機の壁...自分の性衝動に負けてしまう。
② 内的壁...自分の良心に負けてしまう。
③ 外的壁...「ここなら、いまならいいだろう」という状況を自分に都合よく解釈する。
④ 被害者の抵抗...被害者を心理的・肉体的に支配下においてしまう。
最後に、校長が幼い頃、母から言われた言葉、
「天知る 地知る 君知る 我知る」 を紹介しました。