2014年10月27日(月) 演劇鑑賞教室「100万回生きた猫」

 このお話は、100万回も輪廻転生を繰り返してきた猫が、一匹の白い猫に思いを寄せ、初めて愛することを知り、大切なものを失い、悲しみを知るという大変有名なお話です。最後は死んでしまうのに、悲しみというよりかどこかこれでよかったんじゃないかと安堵感をにおわせるようなエンディングは素晴らしく、感動的だったと思います。子どもたちの日記にも「ねこは最後に死んでしまって悲しかったけど、とちゅうでマジックもあって楽しかった。」「白ねこと一緒になれてよかったと思いました。」といった感想が見られました。
 劇団たんぽぽの皆さんは、一人で何役もこなして素晴らしいステージを見せてくれました。配役になりきって、大勢の前でのびのびと演技をする姿は、子どもたちを物語の世界に引き込み、人前で自分らしく表現することの素晴らしさを伝えてくれたように思いました。

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