2025年4月30日(水) 4月の校長講話

校長先生から、「はきものをそろえる」というお話を聞きました。げた箱で靴のかかとがそろっていると、見た目がきれいなだけでなく、次に履くときも気持ちよく感じられます。校長先生は、そんなふうに靴をそろえることが「心を整えること」につながるとお話されました。

友だちの靴がずれていたらそっと直してあげる、ゴミが落ちていたらさりげなく拾う。そうした小さな気づかいは、自分の心が落ち着いていて、まわりのことにも目が向けられているからこそできることです。そして、そういう気持ちが広がっていくと、みんなの心も整って、よりよい空間が生まれていくのだと思います。

また、校長先生は「自分の足元を見つめること」の大切さもお話しされました。あわただしい毎日の中で、自分自身のことをちょっと立ち止まって見直すことが、気持ちに余裕をもたらし、まわりの人にもやさしく接することにつながります。

はじめから完璧にしようとしなくても、まずは靴をそろえたり、持ち物をきちんと片づけたりすることから始めてみるのが大切です。そうした小さなことをていねいに続けていくことで、少しずつ気持ちも整っていき、自分自身もまわりの人も気持ちよく過ごせるようになるのではないでしょうか。

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