2020年6月12日(金) 6年生 新しい学校生活の中でできること

休業が明け2週間が過ぎました。3密を防ぐことや手洗いうがいなど、感染予防のための行動が身につき、それが自然な行動になってきた子もたくさんいます。

ただ、友だちとの関わりの中で、ついつい近づいておしゃべりに夢中になったり、移動教室の際に並んで行動したりしてしまう場面もあります。

学校生活の中で、完全に密の状態を防ぐことは難しいかもしれませんが、どうして距離を保って生活しているのかを確認しながら過ごしていきたいなと思います。

先日「夏の甲子園中止」と、その後センバツ出場校による「甲子園交流戦」を行うニュースを目にしました。

例年当たり前に行っていたことができない今の状況は理解できる反面、甲子園出場を目標に何年も必死に野球と向き合い、練習に取り組んできた球児の気持ちを考えたら、切なくなりました。

しかし、「交流戦」という代案に笑顔を見せる選手を見て、少しだけ報われた気持ちになりました。

学校生活も例年通りいかないことがたくさん出てきています。小学校生活最後の一年を迎えた6年生にとっては、すべてが「最後の」行事だっただけに、存分に取り組めない切なさは大きいです。

しかし、そんな状況の中でも、前を向いて「今できること」に取り組む6年生に私たちも心が救われます。

児童会当番活動も通常通りできない中、花壇の水やりや石けんの補充など6年生にお願いしていますが、嫌な顔ひとつせず取り組んでいる様子があります。本当にありがたいことです。

今やるべきこと(やってはいけないこと)や今できること(できないこと)を考えながら生活するのは、大変なことですが、みんなで知恵を出し合い、声をかけ合いながら新しい学校生活を創りあげていけたらいいなと思います。

 

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