2008年6月18日(水) ご家庭の皆様へ-通知票をいかすためにー

ご家庭の皆様へ    -通知票をいかすためにー
                                                                                川西小学校

1 「学習のようす」は次のようになっています。
  (1) 学習状況の評価欄は、各教科の観点にたいして、それぞれ 「十分に達成している」面に◎、「ほぼ達成していると判断される」を○、「努力を要すると判断される」面に△で表してあります。
  (2) 1学期に実施せずに2学期または3学期に実施する項目は、評価をせず斜線を引いてあります。
 
2 「特別活動」については、所属等を記入してあります。その具体的なようすは、クラブカードや委員会カード等でご確認下さい。

3 「行動のようす」は、お子さんの学校生活の様子について、項目ごとに観察して、よくできている面を◎、できている面を○、もう少し努力して(改善して)ほしい面を△としました。

4 子どもの教育のために学校と家庭が協力し合うために、学校からは「総合所見」、家庭からは、「家庭から」という欄を作りました。学校での子どもの様子から感じたことや、家庭での様子あるいは親から見た子どものよさなど自由に書いてもたせてください。

〔通知票のいかし方〕
  ① 小学校低学年では、内容を児童が読み取るのが難しいので、わかりやすく具体的に話してあげてください。
 
  ② 評定◎○△は、各項目の内容が十分達成されているかを評価したものですから◎の数や△の数を問題にするのはやめましょう。兄弟姉妹で比べることは劣等感や優越感を植え付けるだけで意味のないことです。

  ③ まず、学習の記録だけでなく、行動、特別活動、出欠など全てを見て、できるだけ多くの長所をみつけてください。そして、よくできている教科、各教科でよくできている面、行動での良いところ、欠席0など、全体的に取り出して、良かったところをほめたり、はげましたりしましょう。

  ④ 次に、子どもの短所を知って、どうするかを話し合いましょう。よりよくしていくための方法については、親から一方的に決めるよりは、子どもと一緒に考えて、子どもが納得して決めていくほうが良いでしょう。できたら口約束でなく、めあてを子どもに書かせてかべに貼っておくのもよい方法です。また、子どもへの応援のし方や家族としての協力のあり方についても考えてみましょう。