2011年4月 6日(水) 平成23年度当初のご挨拶

SANY0194.jpg平成23年度当初のご挨拶
                                                          川西小学校長 小山和博
 4月に入り、この数日間は、晴れ渡った日が続いております。朝夕と日中の気温の差が極端で、日中の暖かさに比べ、夜の寒さには厳しいものがあります。
 日頃より、保護者の皆様、地域の皆様には、本校児童の健全育成のためにご尽力いただき、感謝申し上げます。
 4月5日から平成23年度川西小学校の1学期が始まりました。
 昨日までの春休みについて、子どもたちはどうだったでしょうか。新しい学年に向けての良い準備期間になったでしょうか。春休み中の3月30日には、新5・6年生に登校してもらい、新年度の準備をしてもらいました。気持ちよく熱心にやってもらい、大変ありがたく思いました。この5,6年生は、このような活動により進級の気持ちがついてきたことと思います。この5・6年生に限らず、それぞれの学年の皆さんも、心を切り替え、それぞれ進級して新しい学年になったと心も体も出発できていることかと思います。

  さて、平成22年度の出来事になります。と言ってもまだ1ヶ月が経っていませんが、平成23年3月11日午後2時46分、東日本を中心に日本人誰もが経験したことのない大地震が起きました。また、それに引き続いて、長野県の北部などに相次いで地震が起きました。また、福島の原子力発電所に関わる問題も起き、その被害は、大変大きいものがあります。被災された方やその関係者に、心よりお見舞い申し上げます。その立て直し(復興)には、たくさんのお金と時間と、人々の努力が必要です。私たちにとって何が出来るのか、今できることから始めていくことが大切と思います。

  職員玄関の前でもオオイヌノフグリのかわいらしい花が咲き、暖かな春の光の中、平成23年度の川西小学校が、41名の1年生を迎え、全校児童263名で出発いたしました。
 「明るく、楽しく、元気な学校」になるよう、児童の皆さんと教職員24名ともにがんばりたいと思います。
  平成23年度の始めということで1学期の始業式に、児童の皆さんに頭に置いて欲しい学校目標についてお話をしました。
  話した内容は次のとおりです。

 学校目標ですが、昨年同様、本年度も「自ら考え、ともに高めあい、かがやく子」としました。
  皆さんは、たくさんの夢や希望を持っていると思います。「あれもしたい。」「これもしたい。」「こうなってほしい。」「ああなって欲しいと。」校長として私自身も夢や希望をたくさん持っています。
 私自身の夢と希望は、児童の皆さんも先生方も、「今日も学校に来て良かったな。」「明日もそして明後日も学校に来たいなと思えるような学校。」にしようということです。また、校長室にたくさんの子どもたちが来て欲しいなとも思っています。
  この川西小学校の児童の皆さんと先生方が一緒になって取り組めば、できるものだと思っています。
 そして、皆さんがいつも思い出せるよう学校の名前と同じで「か・わ・に・し」という重点目標を考えました。昨年と少し変わっています。
「かしこく」「わかく」「にこにこと」「自分から」としました。
それぞれその後どうするかが大事になってきます。
1 「か」は、「かしこく」です。かしこく、聞き取ったり読みとったりしよう。
2 「わ」は、「わかく」です。若くたくさん体を動かそう。
朝や学級の時間を中心に、「外で体を使って元気よく遊ぶ」ことを通して、若くたくさん体を動かし体を鍛えていって欲しいと思います。
3 「に」は、「にこにこと」です。にこにこと挨拶して、仲良くしよう。川西小学校の子どもたちは、とてもよいあいさつができてきています。「笑顔で挨拶や返事ができるようにしよう」さらに、さわやかな笑顔でできるようになって欲しいと思います。
4 「し」は、「自分から」です。自分から何事も進んでやろう。
 この4点を中心に、皆さんと先生方で、がんばっていきたいと思います。
 平成23年度、皆さんと先生達とご協力で、一緒に川西小学校を創っていきましょう。

  こんな内容で、子どもたちに話をさせていただきました。
  この内容の実現は、地域の皆様やPTAの皆様のご理解と支えの上に成り立っていくものだと思っています。

 ご支援、よろしくお願いいたします。