2025年8月28日(木) 子どものための音楽会 6年生
サイトウ・キネン・フェスティバル「子どものための音楽会」に行ってきました。オーケストラの迫力ある生演奏を聴くという、貴重な体験となりました。ヴァイオリンやチェロ、トランペットやフルートなど、たくさんの楽器が次々と紹介されました。それぞれの楽器が奏でる音色の違いに、子どもたちは興味津々な様子でした。そして、メインの曲はベートーヴェンの交響曲第5番「運命」。第1楽章から第4楽章まで、曲が進むにつれてどんどん変わっていくメロディーや音の大きさに、感動している様子でした。今回の音楽会で、生の音楽の素晴らしさを感じてもらえたのではないでしょうか。この感動を忘れずに、これからも色々な音楽に触れていってほしいと思います。
また、長野市にある松代大本営象山地下壕を見学しました。ここは、太平洋戦争末期に、本土決戦に備えて日本の政府や軍の重要施設を移転させるために掘られた巨大な地下壕です。薄暗くひんやりとした壕の中に
入り、ガイドさんの説明にみんな真剣に耳を傾けていました。当時、多くの人々がこの工事に動員され、過酷な労働を強いられたこと、そして、この地下壕が実際に使われることはなかったという事実を知り、子どもたちからは驚きと、そして悲しみの声も聞かれました。戦争の恐ろしさや、平和の大切さについて改めて考える良い機会となりました。この見学で学んだことを忘れず、平和な未来をつくっていくために、自分たちにできることは何かを考えていきたいです。