2011年5月19日(木) ツバメのタマゴが見えたよ。

4年生理科「生き物のくらし」でツバメの観察をしています。
城下小学校では、ちょうど職員室の外につばめの巣があり、観察に最適です。
子どもたちは、つばめが巣でタマゴをあたためているからと、「シー!」と言って、静かに近づいていきます。
親鳥は、巣でずっと動かないので、「お腹すいて、死んじゃわないかなあ。」と、聞いてみると、
子どもたちは、いろいろと考えて答えます。
「お父さん鳥がえさを捕ってきて、お母さん鳥にあげるんじゃないの?」
「ここにいるのが、お父さん鳥かもしれないよ。」と言うと、
「お母さん鳥は、買い物に行っているんだ。」
「お母さん鳥が来て、交代するんじゃない?」
と、巣の下でいろいろと話していると、つばめが巣から飛び出しました。
今のうちに、ということで、棒の先に鏡をつけたものを巣の上にかざします。
すると、巣の中が見えて、
「わあっ!タマゴが6こある。」
「タマゴがふえてる。」
と、歓声が上がりました。
tubamenotamago1.JPGtubamenotamago2.JPG
「タマゴは、どうしてかたまってあるの?」
という子どもの気づきから、みんなで考えて、
「親鳥が6つのタマゴを全部あたためるのに、かたまってある方が全部をあたためやすいから。」
という結論になりました。
つばめの親が巣にもどれないので、早々と巣から遠ざかりました。