2018年9月19日(水) 校長講話
校長講話がありました。
先生たちは全校の清掃のレベルアップを図ろうと話し合いました。
その中で、学年によっては「無言清掃」に取り組もうという話も出てきました。
「無言清掃」こういう字です。(示しながら)「無言」というのは「おしゃべりをしない」と意味です。
清掃中、おしゃべりをしないで、誰からも「ああしなさい」と言われないで、
清掃に取り組むという意味です。
この「無言清掃」に取り組むには、「この場所はきれいにする必要があるなあ」と
「気づく力」も必要になります。
また、本気できれいにしようと思うと「どうしたらきれいになるか」「どんな道具を使えばきれいになるか」考える必要があります。「考える力」も身につきます。
そして、おしゃべりしないで本気で掃除をしている人は、きれいになっている場所を見て、
きれいにしてくれた「誰か」がいたからという「感謝する気持ち」を持つことができます。
掃除に本気で取り組んでいると、
①「気づく力」 ②「考える力」 ③「感謝する気持ち」
の,君たちをステキな人にする三つの力や気持ちが身につきます。
二日前、全校の清掃を見て回りました。
チャイムが鳴る前に掃除が始まっているクラスもありました。
一生懸命雑巾がけに取り組んでいるクラスもありました。
学年全体で無言清掃に取り組んでいる学年もありました。
普段気づきにくい場所の雑巾がけをしているクラスもありました。
2年生の教室の前で、足が止まりました。そのクラスは、先生がいなくても掃除が始まっていました。
雑巾をかける人、ほうきでゴミを掃く人、みんなが自分のやることに集中していました。
先生がいなくても、掃除に集中しているって,ステキなことですね。
掃除が終わる頃、そのクラスへ行きました。きれいになった教室がありました。
チャイムが鳴るまで、ロッカーの上を雑巾がけをしている人がいました。
黒板のチョークを揃えている人がいました。
清掃用具ロッカーの中の受け皿をきれいにしている人がいました。
外に出るためのマットの裏を雑巾で拭いている人がいました。とても感動しました。美しい姿でした。
皆さん一人ひとりの力で、学校が今まで以上に美しくなることを楽しみにしています。
そして、掃除の時間における皆さんの本気の姿を楽しみにしています。