2020年6月24日(水) なかよし週間校長講話

なかよし週間に校長講話がありました。
 
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はじめに、校長先生が4月にお話ししたことを覚えていますか?
友達と仲良く、大切にするためには、心に引き出しを作りましょうという話をしました。
さて、6月が始まって3週間ですがどうでしょうか。
 
自分のクラスや学年の友達を大切にしていますか?
今日は、なかよし週間なので、みんなが気持ちよく生活できる城下小学校にするためにみんなで取り組んでほしいことをお話しします。
 
さて、友達と仲良くしたり、みんなが気持ちよく生活するために大切なことは「思いやり」です。思いやりということはどういうことかというと、辞書を調べると「相手の人のことを考える」ということです。
そこで、校長先生はみんなが仲良く、気持ちよく生活するためにみなさん一人一人に「想像力」を働かせてほしいと思います。1~3年生の皆さんは難しい言葉だけど、自分がこういうことをするとどうなるか考えるということです。
だから、城下小学校のなかよし週間の合い言葉を「想像力」とします。それでは、想像力について詳しくお話をします。
 
さて、これは昇降口のカサ置き場の写真です。雨の日は傘でいっぱいになります。
これはこの前の雨の日6年生のカサ置き場です。どの傘もきちんとバンドで止めてあります。
さて、どうしてカサをきちんと入れないといけないのでしょうか。さしてきたまま入れたほうが面倒ではないよね。では合い言葉の想像力を働かせて考えてください。
 このようにカサがきちんと止めてないと、「後から来た人が入れられない」ということがあります。また、カサが良く入らなくてとび出していて、近くを歩く人にぶつかってあぶないよね。また、閉じてないと、カサを出す時もうまく出せなくて、周りの人に迷惑をかけてしまうね。ちょっと想像力を働かせると、周りの友達が生活しやすくなるね。自分のカサの入れ方を思い出してみてください。
 
次は朝の校庭の様子です。城下小学校の皆さんはとても元気が良くて、朝からたくさんの人が校庭や体育館で遊んでいます。
この日もたくさんの人がサッカーに夢中になっていました。でも、歩いて登校している人がいるね。ここで合い言葉の想像力を働かせてください。どうやって遊べばいいでしょうか。
 もし登校している人の近くで、強くボールをけったら、あたってケガをしてしまうかもしれないね。特に高学年の人が思い切りけったボールが低学年の子に当たったらどうなるかな?歩いている人の近くにボールが行ったらちょっとやめるとか、違うほうに行くとかするといいよね。
 
次は今週の月曜日の校庭です。マスクが落ちていたり、おかしのゴミが落ちていたりしました。どうして、ここに落ちているのでしょうか。想像してみてください。きっと、ごみ箱に捨てるのが大変だからここに捨てちゃおう、と思ったのかもしれないね。みんなが使うところなのに、自分だけはいいという思いがあるのかもしれません。
 みなさんの周りのことを考えてみましょう。自分の周りにはクラスの友達がいます。その周りには城下小学校の428人の友達がいます。想像力を働かせないで、自分のことばかり考えていると、自分の心がどんどん大きくなって、周りの友達のことを考えられなくなります。そして、最後は自分一人になってしまいます。
 
まとめます。
友達と仲良くしたり、みんなが気持ちよく生活するためには、このことをしたらどうなるだろうかという「想像力」を働かせましょう。そうすると、自分も友達も気持ちよい城下小学校になります。