2022年2月25日(金) 第3回グッドメディアデー(最終回)へのご協力ありがとうございました
いつもご協力ありがとうございます。おかげさまで、「家族とたくさん会話ができてよかった。」「家族といっぱい遊べてよかった。」「家族でお買い物に行って楽しく過ごせた。」「集中して勉強ができた。」など、今回も実り多きグッドメディアデーとなりました。
子どもたちは、生まれた時から生活の一部として、メディアと共に育ってきました。今年から始まったクロムブックを使っての学習でも、感覚的にクロムブックを操作しながら覚えていく子どもたちの姿に驚かされることが多々あります。きっと子どもたちにとってメディアは、手や足と同じで、自分の体の一部として自由に操れるようになるのでしょうね。この子達が社会を担う20年後、30年後がどんな世の中になっているのでしょうか?・・・楽しみです。
でも、反対に不安なこともあります。コロナのこともあり、外での遊びや運動が減り、室内でメディアに接している時間がとても増えていることです。外遊びの大切さは、様々な研究からも明らかになっています。外遊びのメリットについてまとめてみました。
① 基礎体力が養われる。(体幹が鍛えられ、運動能力が向上する。)
② 積極性が育ち好奇心旺盛になる。(子ども自身が積極的に考えて動かなければならない。
上手くいった体験が自信につながる。)
③ コミュニケーション能力・協調性・社会性が育つ。
(多くの人と接する機会が増え、みんなで遊ぶ楽しさを感じながら、譲り合ったり、
自分の考えを伝えようとしたりする力が育つ。)
④ 健康維持に役立つ。(心肺機能が鍛えられたり、太陽の光を浴びることで基礎代謝が
良くなったりする。おなかが減り、食欲旺盛になる。)
⑤ 失敗経験から学ぶことができる。(危険を避けるため、スポーツが上手くなるため、
友達と仲良くなるためにはどうしたらよいかなどを考えながら成長していく。)
⑥ 学習能力が向上する。(五感を働かせる刺激が多いため、脳の発達に良い影響があり、
認知能力が伸びたり、集中力が増したりして学習の効率が上がる。また、体験としての
記憶が残る。)
⑦ ストレス発散になり、生活のリズムもできて睡眠の質が良くなる。
今回、「だらだらとテレビやインターネットを見るのではなく、目的を持って上手につきあえるといいですね。デジタルネイティブの世代、禁止するのではなく、考えて使えるようになってもらいたいです。」という感想をいただきました。メデイアにも外遊びにもそれぞれよさがあります。両者をバランスよく、子どもが自分でコントロールしながら生活できるようになるといいですね。