2025年6月 6日(金) 5年生 高原学習に向けて

 総合的な学習の時間では、火を使った野外活動に取り組んでいます。第1回目は、かまどを造って火を焚き、お湯を沸かしてココアを飲むことに挑戦しました。最初はなかなか火がつかなくて苦労していましたが、コツをつかむと上手く火をつけることができて、何とかお湯を沸かすことができたように思えました。しかし、実際に飲んでみるとお湯が全然ぬるく、薪が燃えずに焚き付け用の牛乳パックや新聞紙だけが燃えていることが分かりました。そうすると温度が全然上がらずに時間と貴重な資源ばかりなくなっていくことが分かりました。そこで振り返りの時間に「太い薪に着火することが大切だ」「火は上に向かって燃えるから、太い薪は下に置いてはダメだ」などに気づき、次回どうすればいいか、調べてまとめたり役割を話し合って設計図を描いたりしました。

 総合的な学習の時間では、楽しく活動をするだけではなく、自分たちが疑問に思うこと(問い)をしっかりと持ち、それを解決するために情報を調べてまとめたり、活動をふり返って分析したりするなど、探究的な学習ができるようにしていきたいと考えています。だからこそ、活動と同じくらい計画やふり返りもしっかりと行い、活動ありきになってしまわないように気をつけながら、身につけた知識や技能が私たちの実生活にしっかりと返っていくようにしていきたいと考えています。

 

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