2024年7月 5日(金) 「いのち」を救う知識と技術

 3年生で消防署の方にお越し頂き、救命救急講習を行いました。主に胸骨圧迫とAEDを用いた心肺蘇生法についてでした。

 

 受講後の生徒の感想です。

 

 「(前略)僕は目の前に倒れている人がいたらパニックになって何もできなくなると思いました。でも助ける手順やAEDの使い方を学んだおかげで落ち着いて対処できると思いました。"一人ひとりの意識が変わることで救える命がある"ということがとても心に残りました。」

 

 「今回の講習を受けて、自分でももしかしたら誰かの命を救えるかもしれないことが分かって良かったです。人命救助は人の命が関わってくるし、正直あまりやりたくないなと思っていたところもあったけど、講習を受けたので実際にそういう場面に出くわした時に、少しでも人の命が助かるようにやってみようと思いました。家族や友達が倒れてしまったら悲しいから、正しい知識や技術を身につけることができて良かったです。」

 

 「今回の救命救急講習を振り返って思ったことは、誰もが胸骨圧迫、AEDを使えることができなければならないということです。(大切な人を救えるだろうか?)私は動画を見て、まずそう思いました。災害にあったり、人が倒れたり、そのようなハプニングはほぼ起こることはないと多くの人が思っていると思います。私もそう思っていました。ですが動画の場面は学校でした。私たちにとってとても身近な場所でした。また、(この後すぐ学校で起こったらどうしよう)とも思いました。もし今、私の目の前で友達が倒れて周りに誰も人がいないとき、私が胸骨圧迫を知らなかったら助けることができません。そして友達が死んでしまったら私は後悔すると思います。(後略)」

 

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                        人形を使って胸骨圧迫の練習をしました。

 

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 手の組み方、押す位置、回数、ペース、姿勢、力の入れ方など、細かく丁寧に教えて頂きました。

 生徒たちはみな真剣に練習していました。