2013年4月 1日(月) 校章の由来
本校の校章は,昭和31年3月20日に制定された。このデザインは地区内から応募された作品の中から,真田氏の紋章「かりがね」に「中」の文字を廃した作品と「中學」という作品を組み合わせて決定したものである。
この校章は,真田氏の紋章をいただくことにより,天下にその勇名をはせた戦国の武将真田氏発祥の地の歴史性に立脚し,その地に育つ私たちは,科学的知性・独創力・根性・実践力(上田城に徳川の大軍を敗退させ,大阪城に幕府軍を悩ませた軍略と戦力)と節操・気概(最後まで豊臣氏を支持して変わらなかった)を旨とし,真田氏のように青雲の希望を抱いて雄飛しようという願いがこめられている。
なお,この理想は校歌に高らかに歌い込まれている。(校歌のページ参照)また,「中學」のきちんとした真四角の文字は,豊かな美しい自然に恵まれたこの郷に育つ私たちの,堅実さ・素朴さを表している。 (創立二十周年記念誌,三十周年記念誌より)
「かりがね」と「六連銭」は,いずれも真田氏の紋章である。真田中学校の新校舎には,校章とともにこの二つの紋章が数多く使われている。なお,「かりがね」の紋章は全国的にも珍しい紋章であり,正確なものがなかったため,新校舎の設計にあたり,新しく制作されたものである。