2020年9月11日(金) 高原学習(5年)

5年生が、高原学習に行ってきました。

当日の一週間前の天気予報からずっと午後の降水確率が60%と変わらず、当日も午後から雨の予報に変わりはありませんでした。
そのため、バスが学校に着き次第出発し、雨が降り出してもバスに避難できるように昼食場所を池の平の駐車場近くの広場に変更するというプランに変更しました。
バスの中ではマスクをし、会話を控えます。子どもたちはそのことをよくわかっていて、バスの中は、シーンとしていました。(湯の丸高原までの後半の上り坂。あのはげしいヘアピンカーブの連続は車酔いの鬼門です。ですから、そこだけはインタビューゲームをして車酔い防止対策をしました。もちろん、そのときは車窓を開けて。)
いざ出発。トレッキング道は整備されているのですが、最高地点の見晴岳までは登り下りが続きます。しばらくすると子どもたちの息があがってきました。コロナ渦による体力の低下...とも考えられますが、休み時間などにあれだけ校庭で体を動かしている子どもたちです。体力の低下よりも、マスクが要因ではないかと考えました。
見晴岳までの道中からは、湿原を見下ろすことができました。かつての火山の火口を思わせる壮大な風景でした。また、「倒木更新」を何カ所も見ることができました。寿命や強風などで倒れた古木を礎にして新たな世代の木が育つ姿です。すぐそばで悠久の時間が粛々と流れている非日常はこういうときにしか味わえません。見晴岳からは、時折、雲が晴れて、はるかかなたの眼下に、東御市、小諸市方面の街を見下ろすことができました。まさに絶景です。子どもたちも歓声をあげました。グリーン広場で予定していた昼食を出発地点の広場に変更し、無事にコースを一周しました。さて、お楽しみのお弁当タイム...。でも、今回は仲間と楽しく会話しながらのお弁当とはなりませんでした。向かい合っての食事は禁止。会話も控えます。いつもの給食と同じです。とはいえ、やっぱりお弁当は楽しくておいしい時間。写真に撮った子どもたちの笑顔がそのことを表していました。
通常の高原学習とはかなりちがった形ですが、5年生になって初めての校外学習を無事に終えることができました。子どもたちに「思い出」の一つができたらいいなと思っています。

 

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