2021年6月 9日(水) 社会見学に行ってきました!(6年)

6月9日(水)に、6年生が千曲市の森将軍塚古墳と古墳館、県立歴史館の見学に行ってきました。最初に古墳館の館長さんからお話を聞き、この森将軍塚古墳の石室は日本一の大きさであること(社会の教科書にもこの古墳が紹介されています)や、邪馬台国の女王卑弥呼が魏王からもらったとされる三角縁神獣鏡がここで見つかったことなど、古墳のすごさをたくさん教えて頂きました。その後で古墳館に入り、石室を忠実に復元したものや、実際に出土した埴輪や副葬品など、様々なものを見学しました。

 
次に行った長野県立歴史館では、ナウマン象を追いかけていた縄文時代のくらしの様子から鎌倉時代の善光寺の様子、江戸時代の農家の暮らしの様子、明治時代の製糸の様子など、様々な時代の様子について、学芸員さんのお話を聞きながら順番に学んでいきました。今回はバックヤードの中に直接入ることができませんでしたが、歴史館では発見・出土した貴重な資料が何万点も保管されており、それを復元することも大切な役割であることを教えて頂きました。子どもたちは様々な展示物に興味を持ち、じっくりと眺めたり、メモをたくさんとったりしながら真剣に見学していました。

 
天気が良かったので、お昼は芝生公園の上でおいしく頂くことができました。それからクラスごとにバスに乗って森将軍塚古墳へ向かったのですが、上に着いてみると、やはり実物には圧倒されるような迫力がありました。石室があったとされる円墳側の頂上に立ってみると、千曲市から長野市までを見渡せるとてもきれいな景色を見ることができ、当時の権力者がなぜこの地に古墳を築くことを考えたのか、その理由が少し分かったような気がしました。その後は、竪穴住居や高床倉庫など、縄文~古墳時代頃の建物が再現された「科野の里」を見て回り、子どもたちはいろいろな建物に出入りしながらとても楽しそうに見学したり、遊んだりしていました。昨年は社会見学に出かけられなかったので、この日はバスに乗っているだけで子どもたちはなんだか嬉しそうで、とても楽しく一日を過ごすことができました。

 

20210609kengaku001.jpg 20210609kengaku002.jpg