2021年9月29日(水) 小柳産業さんの出前授業(4年)

9月29日(水)の1・2時間目に、上田市のリサイクル業者"小柳産業"の方に来ていただき、ゴミ処理の仕方についてや社会の授業で学習した3Rのことなどについて教えていただきました。

 

その中で、長野県は平成26年から6年連続ずっと、「一人当たりが一日に出すゴミの量」が日本一少ないということも教わりました。しかし長野県ではさらにゴミを少なくしようという目標を掲げているそうです。そのために私たちにできることの一つとして、生ごみを出す時にはしっかり水気を絞ることだそうです。それだけで随分ゴミが少なくなるそうです。無理をせず、無駄をなくし、ゴミではなく資源として使える物は使ってほしいとお話していました。

 

子どもたちの驚いた声が響いたのは、「日本で1年間に使ったレジ袋を全部重ねると、どのくらいの高さになる?」というクイズの答えが「宇宙ステーションがとんでいる高さよりも高い(約900㎞ほど)」というものでした。普段、何気なく使っているものでも実は大量に資源を使っていることに驚いていました。

 

上田市のゴミ処分場(燃やした後の灰を処分する所)はあと3年しかもたないそうです。「一人一人の心がけでゴミを減らすこと」それがとても大事になるということを教えていただきました。

 

授業の最後には、子どもたちに課題がでました。ゴミを減らした方が良いことを「知っている」だけでは、意味がない。だからこそ、自分が今日から「やる」と決めたことを「エコ宣言」として書いて欲しい。というものでした。教室へ戻り、ふり返りの時間にそれぞれ自分が出来ることをじっくり考えました。

 

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---子どもたちの書いた「エコ宣言」より---
○ぼくは、部屋の電気をつけっぱなしにしません。
○わたしは、洗えて使えるものは、しっかり洗ってくり返し使います。
○ぼくは、ゴミを分別して出します。
○これから、買い物の時はエコバックを使います。