2021年12月 3日(金) 読書旬間が終わりました(4年)

今週で、読書旬間が終わりました。教室では、朝から集中して読書をする姿、本を囲んで友だちと談笑する姿、面白かった所や感想を自学ノートに書き留めたり、スピーチで友だちに紹介したりする姿などが多く見られました。

 

読書の効能は、文部科学省はじめ、様々な教育機関でも実証データとともに発表されています。そしてその差は、年齢が進むにつれて大きく広がっていきます。データではありませんが、担任が長年子どもたちと接して感じていることが3つあります。1つ目は、読書量が豊富な児童は、学力(特に算数の学力)が高くなるだけでなく、世の中のいろいろなことに興味・関心を持つようになり、自分の力で学びを深めていく(つまり自学の力がついていく)ようになります。2つ目は、想像力が豊かになることで相手の気持ちを考えて行動したり、自分の未来を想像して(そのときだけの楽しみではなく)目標を持って前向きに生活していくようになります。3つ目は、物事を多角的にとらえられるようになり、物事の本質を見抜いたり、自分から新しいものを作り出したりするようになります。これらは、まさにこれからを生きる子どもたちに必要な力ではないでしょうか?

 

今からでも遅くはありません。是非、お子さんが家庭で読書に向かえる環境を整えてあげてください。

 

20211203dokusyo001.JPG