城下小学校のホームページ

6月21日(火)、22日(水)の二日間、高原学習がありました。

　

初日は雲の多い一日となりましたが、登山をするには熱中症の心配がなく、適度な気候となりました。バスの中からわくわくしていた子どもたちは、湯ノ丸駐車場に到着してからの登山も元気に登り、鞍部から稜線に出るまでの急斜面と、山頂付近の岩場にはやや苦労しながらも、みんなで無事山頂に立つことができました。

　

山頂から丸子・東御方面はよく見えたのですが、上田方面はずっと視界が悪く、鏡交信はうまくタイミングを取ることができませんでしたが、保護者の皆様が晴れ間を縫ってご家庭や職場から鏡で光を送って下さったというお話を子どもたちから聞きました。お忙しい中ご協力頂き、本当にありがとうございました。山頂ではクラスの集合写真を撮り、お弁当を頂いてから下山しました。

　

　　

　

ホテルに着いた後は湯ノ丸ビジターセンターで学習を行い、部屋で少し休んでから夕食を食べました。ちょうどこの時にスコールが降り、キャンプファイヤーの実施が危ぶまれましたが、７時過ぎにちょうど雨が上がり、無事に外でフォークダンスや花火を楽しむことができました。その後入浴を終えてから、反省会をして一日目の日程を終えました。

　

　　

　

二日目は、抜けるような青空が見られました。バスに乗って池の平湿原へ向かい、三方ケ峰まで小一時間かけて散策をしました。三方ケ峰では高山植物のコマクサが見られ、眺めの良い景色と雲海が見られたので、子ども達からも歓声が上がっていました。烏帽子岳とはまた違う登山の魅力を楽しむことができたと思います。その後に向かった佐久のパラダでは、森のキーホルダーを作ったり、元気に山の中のアスレチックを楽しんだりしてから、芝生の広場でおにぎり弁当を食べ、学校に帰りました。

　

　　

　

　　

　

　　

　

この二日間を通じて、子ども達は係活動をとても頑張りました。班長・宿舎係は、毎回の集合時に大きな声を出して班員を集め、声を掛けながら一人一人の健康観察を、学習・清美係は事前学習のしおりを作成し、調べたことをバスの中でみんなに伝えてくれました。食事係は、夕食と朝食の時にご飯と味噌汁の配膳と、最後まで食堂に残っての後片付けを、レク係はキャンプファイヤーの計画を立て、フォークダンスや花火でみんなを楽しませてくれました。忙しい日程の中でしたが、自分達で時計を見ながら時間を意識して行動できたこともとても良かったと思います。今回の高原学習では、係活動を頑張っている友達に対して自分たちがどう行動するのが良いのか、ホテルなどの公共の場で過ごす時に、どんなことに気をつけなければならないのかを考えたり、学んだりすることも多かったと思います。この学習を今後の日常生活にも生かしながら、仲間と大自然の中で一緒に過ごした良い思い出を大事にしてほしいと思います。