2023年10月23日(月) 1学年性教育講演会

 川中島の保健室より講師の先生をお呼びし、1年生を対象に、「プライベートゾーン~人との距離感~」性教育講演会を実施しました。

 プライベートゾーンはみんなが守らないと保障されません。人は一生ふれ合って生きていきますが、良いふれあいには同意が必要であることを教えていただきました。

  生徒同士がお互いに少しずつ近づき、これ以上は近づくのに抵抗があるというところでストップします。それが、プライベートゾーンであり、皮膚や心での感じ方は人によって違います。相手は相手、自分は自分であるということ。体はプライバシーであり、自分の体は自分のものであるということ。人に聞かれても話したくないことは秘密とか失礼だよと言って話さなくて良いこと。相手にコントロールされないことが大切であること。この講演会を通して、講師の先生はこのようなメッセージを1年生に届けてくださいました。


【生徒の感想から】

・小学生のころとは違って、男女の距離が変わってどう接したらよいかわからなくなっていたので、今日の授業でいろんなことを考えられた。例えば、今まで友達に抱きついたりしていたけど、本人はどう思っていたのか考えていなかったな・・・等、人との関係についていろんなことを考えました。

・プライベートゾーンは自分だけでなくみんなにあるものだからむやみに近づいたり触ったりすることは絶対にしないで相手のことをよく考えて行動しないといけないことが改めてわかりました。

・体のことだけじゃなくて心や周りにもプライベートゾーンがあるってことを学べました。友達、家族など大切にしたいなと改めて感じました。

・言いたくないことは、はっきり言っていいとわかりました。そして、相手が嫌だと言ったら絶対にしないようにします。性は人権ということを忘れずに生きていくようにします。

・性的同意はお互いの気持ちを言葉で確かめ合うということがわかった。自分が嫌だなと思ったら無理せずちゃんと相手に嫌と言うことを心がけたいです。

・自分は大丈夫でも相手は「いや」かもしれないこと、「いや」なことはハッキリ「いやだ」と言っていいことがよくわかりました。親しい人同士でも気を付けなければいけないという事もよくわかりました。

・人とふれあう時にお互いのプライベートゾーンを守らないとお互いが深くつながり合うことも幸せにもなれないんだと思いました。