2021年10月 1日(金) 校長室から
松輝祭が終了し、ちょうど１週間経ちます。生徒たちの笑顔や活躍する姿が多々見られ嬉しいひとときを全校で過ごすことができました。１週間経っても心に残っている場面が３つあります。
３学年合唱「群青」です。どのクラスの合唱にも感動しましたが、特に３学年合唱は、圧巻の歌声でした。コロナウィルス感染警戒レベル５で、学年練習の機会はほとんど取れず、わずか２回合わせただけで本番を迎えた３年生。離れた場面で、それぞれが意識高く練習を重ねてきたからこその歌声。下級生たちのお手本、憧れとなる３年生の姿でした。
２つ目は、２日目午後の清掃時に見られました。それまでのエネルギッシュな姿や友と共に楽しむ姿が一転し、膝を付いて黙々と一心に床を磨く３年生。日頃から清掃時に見られる姿ではありますが、松輝祭の日も変わらない姿に日頃からの積み上げの大切さを感じました。松輝祭の成功は、当日の頑張りだけではない、普段からの努力の積み上げがあってこそと、閉祭式に生徒たちへ伝えました。
３つ目は、職員たちです。運動会で生徒の活躍する姿をカメラに収めようと一緒に走る学級担任。掲載の写真は、ベストショットを収めようと一斉にカメラを向ける学年職員たちです。保護者、地域の皆様の参観が叶わなかったので、写真を通して生徒たちの様子をお伝えしたく、松輝祭後にはたくさんの学級通信、学年通信が各ご家庭へ届けられました。保護者の皆様と共に生徒の活躍、成長を喜び合いたい、そんな職員の思いが私の心に残っています。