2022年8月18日(木) 2学期のスタートです。

 本日、2学期が始まりました。市内で一番早いスタートです。

 

 1年生が「校長先生。どうして、うちの学校は夏休みがこんなに短いの?」と声をかけてくれました。私、「それはね、その分、冬休みが長いからだよ」と答えました。「あはは!そっか~」と笑って返してくれた生徒たち。う~ん、かわいい生徒たちです。

 

 始業式では、日本赤十字社の動画を紹介しながら、次のお話をしました。

 

 「現在、コロナウィルス第7波ということで、この夏、日本全国で急速に広がっています。この第一中学校も人ごとではありません。そのような中で生活をしていくことは大変なことですね。不安だったり、恐怖だったり、心の中が暗く重苦しい気持ちになってしまいがちではないでしょうか。

  

 私たちの心の中にはウィルスよりも恐ろしいものが潜んでいて、気をつけていないと、それに押しつぶされて、自分や周りの人を傷つけてしまうかもしれません。誰かのせいにしてしまいたくなるかもしれません。

 改めて、心に留めておきたいと思うことは「恐怖は誰の心の中にもいる」と認識した上で、だから、互いに励まし合うこと、応援し合うことを大事にしていきたいということです。人は団結すれば、恐怖より強く、賢いという言葉も心に残ります。

 

  

 動画の中に、自分の中の過剰な防衛本能に気づこう・・・というメッセージもありましたが、だからといってコロナウィルスを軽く考えると言うことではありません。誰がかかったとか、どこからかとか・・・安易に口にすることでもないと思います。病気にかかるということは、体も心も大変負担がかかることです。相手の気持ちや状況を想像しながら、思いやりを持ってお互いに接しましょう。

 

 まだまだ大変な状況が続いています。だからこそ、笑顔で過ごせるようにお互いを思いやりたいですね。恐怖が苦手なものは「笑顔と日常」ということばもありましたね。自分の表情は、どんなかな。自分の口から発する言葉はどんなかな。笑顔であったり、プラスの言葉を発したりしたいですね。

  

 今朝ほどの雨が嘘のように青い空が広がっていますね。止まない雨はない。雲の上には青い空が広がっています。勇気と元気を忘れずに、この二学期みんなで進んでいきましょう。」

 

    

 夕方、空を見上げると、もう秋の気配も感じられるそんな空でした。長い二学期ですが、一日一日を大切に、生徒、職員みんなで進んでまいりたいと願っています。

 

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