2023年1月31日(火) 一月往ぬる

 一月最終日となりました。

 三学期始業式では、厳冬の中でも花咲く学校のビオラを紹介し、ichigatu001.JPG

厳しい寒さの中でもしっかりと自分の根を伸ばして、春に向けて

準備をしていこうと生徒へ話しました。

「冬来たりなば、春遠からじ」です。

 さて、この一ヶ月は「一月往ぬる」の言葉の通り、あっという間に過ぎた印象はありますが、心に残るたくさんの出来事がありました。各学年の様子を紹介します。 

 

 1月20日(金)には、中学校説明会を行いました。参集しての開催は3年ぶりかと思います。たくさんの6年生や保護者の皆さんの姿を拝見しながら、来ていただけて良かった!と嬉しく思いました。それと同時に、それだけ期待が大きいのだと、改めて学校の責任を感じています。中学1年生は、6年生が安心して中学校生活をスタートできるようにと、様々な工夫をしながら発表をしていました。部活動の紹介動画は、日頃の練習風景を伝えると共に、楽しいパフォーマンスもあり、先輩として張り切っていることが伝わってきます。

 

 生徒会を引き継いだ2年生による活動も始まりました。厳寒の今朝でも、収集福祉委員がエコキャップ、アルミ缶回収をしていました。新役員による最初の生徒集会では大変緊張した様子でした。そんな姿を見て、3年生たちが「自分もそうだった。懐かしいな。2年生には頑張ってほしい。」と生活記録に綴っています。

 

 3年生は、入試が始まっています。今週は、いよいよ公立高校前期選抜。卒業までのカウントダウン・カレンダーが掲示された教室で黙々と学習する生徒たち。面接練習に緊張の面持ちで臨む生徒たち。そんな姿を目の当たりにしながら、この試練がどの生徒にとっても、人として一回り大きく成長する機会となりますように、自分で人生を切り拓いていく一歩となりますようにと願わずにはいられません。