2023年2月15日(水) 校長講話

「国と国をつなぐものは何か」というお話で、1890年9月に起きたトルコの艦船「エルトゥールル号」事件と1885年のイラン・イラク戦争での日本人救出劇をお聞きしました。他人の苦しむ姿、困っている姿を、放っておけない「忍びざるの心」についてのお話でした。100年も前の遭難事件で受けた恩を人命救助で恩返しするというトルコの人々の心の優しさには、多くの生徒が感想をたくさん書いてくれました。トルコ・シリア大地震やウクライナでの戦争など世界では、今、この瞬間にも多くの人々が困っています。苦しんでいます。だからこそ私たちの持つ思いやりの心を思い出す時でしょう。

生徒の感想には、「トルコと日本の関係についてのお話でした。私はトルコと日本が深く関わっていたことは全然知らなくて、新しく知ることばかりでした。校長先生のお話は感動するところがとてもたくさんありました。日本の『忍びざるの心』は誇れることだと思うので、私もそんな心に近づけるように頑張っていきたいです」

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エルトゥールル号        遭難慰霊碑         イランイラク戦争時記事

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