2026年7月10日(金) 桃李不言下自成蹊(とおりものいわざれとも、したおのずからみちをなす)

 桃李不言下自成蹊(とおりものいわざれとも、したおのずからみちをなす) 

学年集会で語られた言葉です。中国の古い歴史書「史記」に出てくる言葉です。

 

桃や李(すもも)の木は、言葉を発しません。「わたしの実はおいしいよ、ここに集まって」などとアピールしない。でもその花が美しく、実がおいしいから放っておいても人が次々と集まってくる。その結果、その木の下には自然と人が歩いた跡、つまり道(蹊)ができる。という意味の言葉です。

 

最高学年である中学3年生の今、クラスや学年という「集団での在り方」について、少し立ち止まって考える機会でした。この言葉が教えてくれるのは「大切なのは、外側に向かって自分をアピールすることではなく、自分の内側を磨き、実を太らせること」です。

 

誰もいないところでも、黙々と清掃をする姿。クラスのために、見えない所で休んでいる友だちの机のプリントを整理する姿。誰かが困っている時に、流されずにそっと手を差し伸べられる強さ。中学3年の皆さんにとっての「美しい実」とは何か、「自分の足で凛と立つ強さ」について考える時間でした。