2014年6月27日(金) 6年生 歴史館見学を行いました。

 社会科で日本の歴史を勉強している6年生は、科野の里歴史公園にある千曲市立森将軍塚古墳館と森将軍塚古墳、そして隣接する長野県立歴史館の見学を行いました。

 最初に森将軍塚古墳館の方に、森将軍塚古墳についてその特徴等をお話していただき、古墳館へ入りました。

 最初に2階にあるメイン展示室へ上がりました。そこには「発掘調査時に製作した竪穴式石室の実物大精密模型」(森将軍塚古墳館HPより)があり、その大きさにまずびっくり。リアルな展示で、実際に発掘現場を見ているような感覚になりました。その後、サブ展示室へ降り、石室の様子を下からのぞくように見学して、その大きさにまた驚きの声が上がりました。

 古墳館見学の後、森将軍塚古墳へ登りました。急な山道を歩いて約30分、目の前に大きな古墳が姿を現しました。

 

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◇急な坂道を登ってきたので、ちょっと一休み。復元された前方後円墳が目の前に、その大きさまた驚かされます。

 

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◇後円部の頂上です。千曲川の流れや科野の里が一望できます。さわやかな風に吹かれながら、この古墳を造った人々のことを想像してみました。

 

 古墳から降りてお昼を食べた後、県立歴史館の見学を行いました。

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◇クラス毎に分かれて、それぞれ専門の方からお話をお聞きしたり、クイズに答えたりしながら、時代に沿って順に常設展示場を見学していきました。

 

 常設展示場の見学後は、歴史館のバックヤードと呼ばれる、準備室、レントゲンを使って調査をする部屋や収蔵庫等、普段は見学のできない場所を見せていただきました。

 

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◇収蔵庫では、本物の石斧や石の鎌、そして本物の縄文式土器や弥生式土器に触れさせていただきました。縄文式土器と弥生式土器の違い、見た目だけでなく重さや手触りの違いが触れてみてよく分かりました。また、発掘された本物の人骨も興味深く見させていただきました。

 

 歴史の勉強と併せて、歴史館で働く方のお仕事の一端にも触れることができ、充実した一日となりました。