2022年5月30日(月) 2年ハンセン病に関する講演会

5月27日(金)に、国立ハンセン病療養所、栗生楽泉園で職員を務めた北原誠さんと、栗生楽泉園入所者の田中光憲さんによる講演会を行いました。

北原さんからは、ハンセン病とその現状等について、田中さんからは、ご自身の人生について、それぞれお話をいただきました。

  

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【生徒の感想】

北原さんのハンセン病の細かい説明を聞いて、ハンセン病はとても古くから差別されていた病気だということを知った。「らい」という呼び方などもあるくらい強く差別されてきたんだな。一番衝撃だったのは、キリスト教の聖書に書かれている内容だった。「汚れている」と自分自身にずっと言い聞かせるという罰は想像以上に辛いと思った。そして、田中さんの実体験は、それ以上に辛い思いが詰まっていた。10歳で独りぼっちになるのはとても悲しいと思った。そういう人をなくすために、私たちができることは「当たり前」に流されず、自分で行動する人になることだと思う。