2023年5月11日(木) 前期人権同和教育月間

 5月8日(月)から6月2日(金)まで、前期人権同和月間です。年間指導計画のもと、各学年で学習が進んでいます。2学年は「ハンセン病での差別」について学習をしています。

 ハンセン病についての学習をしている中で、「差別をなくすにはどうすればよいのかを考える」という学びだけではなく、「正しい情報なのかを確認する」という学びも生まれてきています。「正しい知識」を身に付け「理解」すること。そして、自分たちはどうしていくのかを「深く考える」こと。これが、2学年で大切にしている学びです。


 


【生徒の感想】

・私は「ハンセン病」を知らなかったので、初めて知って驚いたことがたくさんあります。人々の心には、ハンセン病は恐ろしいというイメージが定着してしまい、間違った隔離政策によって偏見や差別が生まれてしまったのだとわかりました。私が一番驚いたことは、療養所で亡くなられた方は納骨堂で眠り、亡くなっても家族のもとに帰ることができないということです。そんなにも差別があったことを知って、本当に悲しくなりました。今は療養所の見学ができたり、資料館もあったりして、正しい知識を学ぶことができます。私たちは正しく理解して、できることを精一杯やることが大事なのかなと感じました。