2024年12月16日(月) 2学年 性教育講演会
上田市健康推進課より助産師の先生をお呼びし、2年生を対象に、「命の学級」性教育講演会を実施しました。
助産師の仕事について・大切な命と始まりについて・赤ちゃんのすごいところ・妊娠と出産について・子宮頸がんワクチンについて等のお話をしていただきました。
お母さんのおなかの中で大事に大事に育てられた赤ちゃん。温かでくらい中から寒くてまぶしい場所に、自分で決めた日に誕生する赤ちゃん。これから生きていくんだという覚悟を決め、吐いた瞬間の声が産声で、それは生きる力を獲得した瞬間だそうです。命を生み出す3つの力とは、生きる力・生まれる力・産む力で、生まれてきたことはすごいこと・生きていることはすごいこと・今ここにいることはすごいことだと話されました。輝くために生まれてきた命を大切に生きていくんだという気持ちになるような温かな講演会を生徒たちは真剣に聞いていました。
生徒の感想から
・「いのち」っていくつもの大きな壁を乗り越えてできたものだと感じました。出産時にお父さんらしき人がお母さんの手を握っている写真を見て心に深く刺さりました。お母さん(女性)は月経や陣痛など苦しいこともたくさんある中、やっと出産するので僕もその機会を経験したら応援してあげて赤ちゃんを抱いてみたいです。
・改めて命の尊さを感じました。赤ちゃんのお腹の中での成長や生まれるまでの行動、お父さんお母さんの愛情や温もりが伝わってきてとても神秘的に思いました。そして、私が生れたのはすごい奇跡だと知り、命はとても重いということが身にしみて感じられました。私をここまで愛情をもって育ててくれた家族、支えてくれた友達に感謝しています。これからも、命を軽視しないで生きていることに感謝して助け合いながら生きていきたいと思いました。
・赤ちゃんはとてもすごいという事がわかりました。自ら誕生日を決めてお母さんにサインを出すのもすごいなと思いました。産声が「自分で生きるぞ」という証というのは初めて知りました。生まれてくるときはお母さんだけではなく、赤ちゃんも頑張って子宮の外へ出ようとしていると聞いた時に生命力を感じました。改めて赤ちゃんのすごさを感じることができて良かったです。
・私は、今日のお話を聞いて改めて自分のことを大事にしようと思ったり、赤ちゃんがどのようにしてこの世に生まれてくるかを知れて良かったです。特に赤ちゃんのお話で驚いたことは、赤ちゃんは体がしっかりできてくると耳が聞こえたり光を感じたり五感がしっかりしているということに驚きとともに感動しました。あと、赤ちゃんが生まれてくるときに回りながら生まれてくるという事に驚きを感じました。