2020年6月17日(水) 本はともだち(2年生)

今年度、2年生は「本はともだち」という活動を行います。上田市教育委員会で実施する2年生対象の事業で、抽選で本校も選んでいただきました。事業は「児童が物語の楽しさを知り、自ら進んで本を読んでほしい。」という願いで実施され、講師の先生が年間6回来校して下さり、ストーリーテリング・詩やことば遊び・ブックトーク(本の紹介)をして下さいます。
 
ストーリーテリングではロウソクを灯し、しーんとした中お話をしてくださいます。そして、そのロウソクを消すときには"願いが一つ叶う"んだそうです!毎回当日のお当番さんが消すことになり、今回の当番さんがみんなの願いが叶うよう、ふっと上手に消してくれました。
 
言葉遊びのコーナーでは、「声に出して読むと楽しい本」を紹介してくださいました。今回は「かっきくけっこ」という本。ひらがなを様々な声色で読んでくださり、みんな大笑い!「みんなが読むときも、声に出して読んでね。」と伝えてくださいました。
 
ブックトークでは毎回6冊の本を紹介してくださいます。「ブックトーク」とは、一冊全部を読む「読み聞かせ」とは違い、登場人物やお話のあらすじを紹介して、その本の面白さを伝えることを目的に行われるものです。どの本も面白く、みんな食い入るように聞いていました。「続きは、自分で読みましょう!」の言葉に「え~!?」とちょっと不満気です。でもこれが今回の「本とともだち」のねらいです。
 
「続きが気になる!」→「読んでみたい」→『自分で読んでみる』→「本って面白い!」
の流れを大切に、本を自分で読みすすめていく力を培います。「全員が全部の本を読む」ことでこの「本はともだち」は完成することを子どもたちにお話ししてくださいました。さらに、この6冊の本には隠れた共通のテーマがあるそうです。「面白い」や「楽しい」という広いテーマではないそうなので、6冊読み進めて考えてみましょう。全員が、本を全部読んで「本はともだち」の完成です。講師の先生からの宿題、みんなで頑張っています!
 
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