2020年8月 6日(木) 水の事故から命を守る学習をしました(4年生)

8月6日(木)、4年生は今年度最後の水泳学習で、着衣泳を行いました。

 

毎年、水に関わる悲しい事故が続いています。日本では、中学生以下の子どもの溺死の半分は、河川で起こります。多くの場合、キャンプやハイキングに来ていて、服のまま水につかって遊んでいるときに流されるのだそうです。大人までの全年齢で見ると、海での魚とりや釣りの時に水に落ちて溺死する例が最も多いそうです。水着の状態での溺死者は20%程度で、着衣の状態で溺れることが80%に近く、着衣の状態で溺れることがほとんどです。今回の着衣泳でも子どもたちから「思ったように動けない」「すごくつかれる」等の言葉が聞かれました。着衣で水に入ることの大変さを実感できたようでした。万が一川や海に転落したり流されたりしたら、下手な動作をせずにそのまま浮いて体力を温存し、救助を待つことが、命を守るために最も有効とされます。また、脱ぐときに服が絡まり命を落とすケースが多いことと、水中でも保温の効果があることから服は脱がないのが良いそうです。万が一ですが、水に落ちてしまうことがあったときには、今回の学習を思い出して行動して欲しいと思います。

 

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