2020年11月 5日(木) ツルヤ・流通センター探検に行きました(3年)

 3年生では社会科「地域で販売の仕事をしている人」の学習で、見学が続きました。
 まず10月29日(木)、ツルヤに調査に出かけました。店内に入ると、すぐに陳列棚へ行って、野菜や味噌、ジャムの種類を数え始める班がいたり、すぐに店員さんに取材したり、なんと買い物に来たお客さんにまで取材する班もありました。これらのフィールドワークを楽しみながらするとは、大したモンです。昨年の学習がしっかり子どもたちの中に位置付いているなと感心しました。
 帰ってきて、分かったことをまとめると新たな疑問「お店にある商品はどうやって農家から届くのだろう?」が生まれました。新鮮なものを提供しているこのお店の工夫から出てきた疑問です。「お店に並ぶ商品はどうやってお店に行くのだろう?」という学習問題が創られました。

 

20201105kengaku001.jpg そこで11月5日(木)に、JA流通センターへ見学に行きました。流通センターで圧倒されたのは、機械の多さでした。農家で生産されたりんごが手での選別の後、光センサーで更に選別され、コンピューターによって糖度・形・大きさで整理され、人間が箱詰めしてました。その箱を作る機械もあって、その手際の良さにビックリでした。荷造りされた箱はベルトコンベアで冷蔵庫に運ばれてきました。花卉も選別された後に冷蔵庫へ、なめこも農家で包装されたものが冷蔵庫へ運ばれていきます。その冷蔵庫は5℃に保たれているそうです。それを分かって、子どもたちは、なんでこんなに機械が多いのかという疑問を持って直接センターの方の訪ねると、「働いている人が休める」と答えていただきました。そして、子どもたちはこの見学からまず、人だけではなく時間も短くすることができ、「新鮮さ」につながっていることが気づくことができました。更に、分析をこれからも進めていきます。

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 疑問が明らかになって落ち着いてしまうのではく、更に疑問が湧いてくる、自分の考察がされることが大切で、今回、販売店と流通センターの見学を通して、分かったことから考えたことが生まれていることを嬉しく思いました。