2020年12月11日(金) 大豆の収穫後、脱穀をしました!(2年生)

 2年生が2週間前に収穫した大豆。「手作り段ボールかかし」のおかげで(!?)鳥たちが寄ってくることもなく乾燥することができ、脱穀をしました。
 始め、脱穀作業は畑でやろうと思っていたのですが、畑に向かうと、なんと、固かった畑がフカフカに耕してあるではありませんか!クラスの子のご親戚の方が、ご厚意で耕してくださったとのこと。子どもたちの活動を温かく見守ってくださっていることを改めて感謝した瞬間でした。ありがとうございました。
 ちょうど清水さんにもお会いでき、みんなで「この畑は、フカフカしているから来年の2年生も使いやすそうだね。」「脱穀は別の場所でやろう。」と相談し、乾燥させている場所でそのまま脱穀もすることにしました。脱穀作業はブルーシートを敷いて、棒で大豆をたたきました。「カラカラと音がするよ。」「パキッて割れる音が聞こえた~。」と色々な音を楽しみながらの作業でした。

 

 さらに、みついみそさんに見せていただいていた回転式脱穀機が学校にもあることがわかり、子どもたちに紹介しました。みついさんからは「大変危険で、大人が使っていた。」と聞いていたので、「使ってみたい!」という希望者のみ、担任と一緒に安全に使うことを確認して使用してみました。「ガラガラ」と脱穀機が回転すると、「バチバチ」と大豆がはじけて跳びます。「けっこう力がいるんだな。」「こんな大きい音がするんだ。」「ちょっとこわいな。」など、いろいろなつぶやきが聞こえてきました。脱穀後、「こんなに取れるんだ~!」と喜ぶ子がいたり、「これより棒の方が取りやすいな。」と感じる子がいたりと子どもたちによって感想は様々でした。昔の人は、稲や麦、そして大豆の脱穀をこうやってやっていたんだと体験できる貴重な時間になりました。

 

 二日間、たっぷり時間をとって、脱穀作業と大豆の選別(豆殻と大豆に分ける)を進めました。
 作業が進んでくると、だんだんと自分の気付いたことを行動に移す人が出てきました。作業の分担化です。落ちてい豆殻を籠へ入れる子、シートにたくさん落ちた大豆をかき集めてくれる子、強風が吹いてブルーシートが飛びそうになったときに押さえてくれた子、大豆と豆殻を分別するために、ふるいと籠のポジションを調整し、黙々と作業した子、豆殻を入れた大きな籠を草捨て場まで頑張って運んでくれたメンバー、シートから落ちてしまった大豆を竹ぼうきで掃いて集めてくれた子、手ですみずみまで豆殻を集めて捨ててくれた子、ブルーシートをたたんでくれた子。紹介しきれないくらい、たくさんの気付きの中、それぞれの考えで動いていた子どもたち。すばらしかったです。少しずつ、「食べる大豆」が選別出来てきました。今後も、「豆殻と大豆」、「虫食い大豆と大豆」を選別していきます。

 

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