2021年5月31日(月) らっかさんが 開いた! たんぽぽって すごい!!【2年生】

 国語で「たんぽぽのちえ」の学習を進めてきました。
春になったらたんぽぽが咲くのは知っているけれど、
知らないことがたくさんあって、「たんぽぽ すごい」と発見がいっぱいでした。

 

教科書からたんぽぽの『ようす』とその『わけ』を見つけて、
どんな知恵をはたらかせているのかを考えました。
『ようす』と『わけ』の読み取りでは、どこが大切な言葉かを考えながら、
教科書に線をひいてまとめていきました。
それをもとに、何がたんぽぽの知恵なのか、班で話し合ってまとめ、
発表する活動を行いました。
最初は、『わけ』をそのまま知恵とする班が多かったですが、
回を重ねるごとに、『ようす』からキーワードをとって、
知恵をまとめる班も出てきました。

 

  ちえ① じくを休ませて、種に栄養をおくる。

  ちえ② らっかさんのような綿毛についている種を飛ばす。

  ちえ③ じくがおき上がってのび、綿毛に風が当たって種を遠くまで飛ばす。

  ちえ④ 天気によって、綿毛の開き方を変える。

 

学習を進めていくと、教室に本物のたんぽぽが持ち込まれるようになりました。
MさんとKさんは、4つの知恵がよく分かる状態のたんぽぽを
それぞれ見つけて持ってきてくれました。
順番に並べてみると、「花がかれて、黒くなっている!」「本当に教科書の通りだ!」
ととても勉強になりました。

 

 また、Mさんは、雨が降った次の日に、
わた毛のらっかさんがすぼんでいるたんぽぽも見つけてきてくれました。
子どもたちにとってあまり馴染みのない『すぼむ』という言葉でしたが、
実際に見ることで、どんな状態を表す言葉なのか、理解できました。
授業の終わりになると、すぼんでいたらっかさんが乾いて開き、
ふわふわと飛び出したことで、「めっちゃとんでる!らっかさんすごい!」と大盛り上がりでした。

 

 今までただ見ていたたんぽぽが、授業を通して「かしこい」「すごい」と
少し違った見え方になった子どもたち。
授業が終わって教室を出た後も、MさんやKさんのように
たんぽぽのことを心にとめていてくれたお友だちの
おかげで、クラスのみんなも学習が深まりました。ありがとう!

 

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