2021年6月28日(月) 本はともだち 楽しいお話にわくわく【2年生】

15日(火)に、子どもたちが楽しみにしていた『本はともだち』の第1回がありました。
『本はともだち』は、上田市教育委員会で実施しており、
「児童が物語の楽しさを知り、自ら進んで本を読んでほしい。」という願いで行われています。
山浦美幸先生という講師の先生が年間6回来校してくださり、
ストーリーテリング・詩やことば遊び・ブックトーク(本の紹介)をしてくださいます。

 

 

 『本はともだち』の準備体操として、最初にストーリーテリングを行います。
ロウソクを灯して、しーんとした中お話をしてくださいます。
そして、そのロウソクを消すときには"願いが叶う"そうです。
でも、絶対に他の人に願い事を話してはいけない、それが約束です。
毎回当日の当番さんが消すことになり、今回はTさんが担当でした。
山浦先生のかけ声にあわせてナイスタイミングで消してくれ、
きっとみんなの願いが叶うことと思います♪

 

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 言葉遊びのコーナーでは、「声に出して読むと楽しい本」を紹介してくださいました。
今回は『かっきくけっこ』という本。
50音を、本の絵に合わせた様々な声色で読んでくださり、みんな大笑い!
「みんなが読むときも、どんな音か想像しながら声に出して読んでね。」と伝えてくださいました。

 

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 ブックトークでは、毎回6冊の本を紹介してくださいます。
「ブックトーク」とは、一冊全部を読む「読み聞かせ」とは違い、
登場人物やお話のあらすじを紹介して、その本の面白さを伝えることを目的に行うものです。
どの本もとっても面白く山浦先生がお話してくださるので、食い入るように聞いていました。
「続きは、自分で読みましょう!」と続きが気になるところで山浦先生が止めると...
「え~~!!!」と残念そうな子どもたち。
でも、その『続きが気になる!』というのが、大切です。
今回の『本はともだち』のねらいは、「自分で本を読み進めること」です。
続きが気になるから読んでみよう、と自分で本を読み進める力を培います。

 

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授業の最後、「全員が全部の本を読む」ことで、
この『本はともだち』は完成することを子どもたちに話してくださいました。
さらに、この6冊の本には隠されたテーマがあるそうです。
「面白い」や「楽しい」という広いテーマではないそうなので、
それも見つけながら6冊を読み進めてみましょう。