2021年6月28日(月) 間違えは宝物【4年生】

『学校へ行こう週間』、大勢の皆様のご来校、ありがとうございました。
また、温かなご感想もいただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。
子どもたちもお家の皆様が来てくださるということでいつも以上にはりきる姿が見られました。

 

 

 さて、算数では1桁でわるわり算の筆算の学習が終わり、先日テストをしました。
みんな、これまで真剣に学習に向かってきた成果がわかる結果でした。
よくがんばりました。
今後、別の単元の学習をしていきますが、しっかりと定着するよう、
様々なパターンの筆算に対応できるよう、
家庭学習にもしていくので引き続き、がんばっていきましょう。

 

 

現在、取り組んでいる、『1億を超える数』の学習では、
主に千兆までの位の数の読み方やかき方、
数の仕組みについて学習します。ま
た、3桁×3桁の筆算にも挑戦します。

 

 

 『学校へ行こう週間』中には、『条件にあった数のつくり方を考える』ことを
めあてに次のような問題に挑戦しました。

 

6gatu4nenkouhan-1.jpg 

問題

0~9までの10個の数字を1回ずつ必ず使って10桁の数をつくります。

(1)  1番大きい数をつくりましょう。

(2)  1番小さな数をつくりましょう。

 

(1)番では、子どもたちから、左の3つの数があげられました。
どれが1番大きいか検討しました。
「10億の位の数を比べると①か②が大きい。」
「①と②で、10の位までの数を比べると②が大きい。」
「だから②が1番大きい!」「これ以上大きい数はない。」
と結論を出しました。
そして、「1番大きな数をつくるには、大きい順にならべればいい。」
とつくり方を導き出すことができました。

 

6gatu4nenkouhan-2.jpg

 

 (2)番で、子どもたちが考え出してくれた数は左の2つ。
「②は10桁の数にならないよ。」「はじめに0はつかないよ。」と、
0の位置について話し合い、
「1番小さな数は、小さい順だけど0と1の位の位置を反対にすればいい。」
とつくり方を考え出しました。

 

 

 真剣に課題に取り組む姿、間違えを恐れずに発表する姿、根拠をもとに考えを語る姿
とても立派でした。
先日は、3桁×3桁の計算方法を考えました。
3通りもの計算方法を考え出した子どもたち。
じっくりと話し合い、どれが正しい方法なのか考えました。
たとえ間違っていたとしても一人ひとりのアイディアを大切に話し合っています。
そこから、みんなが多くのことを学んでいます。間違えは宝物です。