2021年11月 8日(月) 大豆遠足に向けて... 計画を立てています!(2年生)

 枝豆から大豆に変身中の2年1組の大豆畑。
これからどうしていけばいいのか分からない...
塩田にいる大豆のプロに聞きに行こう!ということで、大豆遠足の計画が始まりました。

 

 


自分たちで計画する遠足は、もちろん初めて。
コロナ禍でなかなか校外学習ができていなかったので、経験した遠足自体が少ない2年生。
ですが、自分たちが願った大豆遠足を実現させるために、自分たちの力で計画を立てて行く遠足は、
きっと一味も二味もちがう遠足になると思います♪

 

 

 まずは、何を具体的に決めていけばいいのかを出し合いました。
すると...「どうやって行くの?」「畑ってどこにあるの?」
「電車で行くって分かったけど、乗り方が分からないよ」「お金はどうするの?」
「バスに36人全員乗れるの?」「お弁当はどこで食べるの?」など、たくさんの疑問や不安が出てきました。
中には「電車の中でお茶をこぼしちゃったらどうするの?」と2年生らしい心配ごとも出てきました。
みんなで電車やバスに乗ることはもちろん初めてのことで、
未知の塩田の地でのこと、不安や心配な気持ちは当たり前です。
それを解決するためにも、自分たちで計画を立てていく必要性を感じ、
6つ係に分かれて準備をしていくことにしました。

 

 

 担当する係を決めると、早速教室に、バスや電車の時刻表、地図が持ち込まれてきました。
遠足に向けて、やる気十分のスタートで、とても嬉しくなりました。
それぞれの班が、必要なことを話し合って決めだしたり、
次の係会までにお家で調べてくることにしたり、 "主体的な"子どもたちの姿がたくさんありました。

 

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 時間係のHさんMさん、Sさんは、遠足の流れを一つずつ書き出し、
それぞれの係に必要な時間を聞きに回って、時間の調整をしてくれました。
「電車の出発の時間は○時だから、15分前には集合したほうがいいよね」
と算数で使っていた時計の模型を持ち出し、時間の計算もばっちりです。

 

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 地図係のRさん、Sさん、Rさん、Aさんは、お休みの日に集まって、
学校から下郷のバス停まで、歩くとどのくらいかかるのか、
みんなで歩くときに危険なところはないか、調べてきてくれました。
また、塩田さんの畑を示した地図を渡すと、一生懸命に自分のメモに書き写していて、
当日の道案内も任せて大丈夫そうです。

 

 

 電車係のTさん、Yさんも、実際に電車に乗って塩田まで行ってきてくれました。
それをもとに、電車の代金や、切符の買い方など、改めて確かめたいとのことだったので、
上田電鉄に電話をして、確認をしました。
電話をしたのは、Yさんです。考えてきた原稿をお家に忘れてきてしまうというハプニングもありましたが、
同じ係のMさんのフォローもあって、原稿をもう一度書き直して、なんとか電話をかけることができました。
Yさんのしっかりとした受け答えと、それを聞いて一生懸命メモをとるTさん、
そして、みんなの温かい見守りもあって、聞きたいことを全て聞くことができました。
電話を切ると、思わず拍手が起こります。緊張したと思うけれど、立派にやり遂げました。

 

 

"子どもが自分から動き出す時"がいっぱいの大豆遠足の計画。
お家の方には、調べものに付き合っていただいたり、実際に出かけていただいたり、
と子どもたちの学びに協力していただき、本当にありがたい限りです。
ありがとうございます。
最初は不安だらけだった子どもたちですが、自分たちで調べて計画を立てることによって、
具体的なイメージを膨らめて、大豆遠足への期待を高めています。
自分たちで、計画から準備までできたという自信をもって当日が迎えられることを願って、
ラストスパートをかけていきます(*^^)v お弁当や荷物の準備等、よろしくお願いします!