2021年11月22日(月) 現実もインターネットも大事にしたいのは相手意識【6年生】
子どもたちにとって、オンラインはコミュニケーションツールとなっているようです。
そのため、表情が見えない・目の前にはいない相手とのコミュニケーションが上手にできないと、
トラブルを招いてしまったり、巻き込まれてしまったりします。
「その言葉、誤解を招くのでは?」「その言い方、OK?」使う以上は、守らなければならない、
配慮しなければらないことが当然あります。
ご家庭でも、お子さんが使う言葉・送っている言葉をご確認ください。
気になること・ご指導いただいたことなどがありましたら、ぜひ学校にお知らせください。
学校でも子どもたちと考えたいと思います。
※紹介された、LINEのグループトークでのトラブル例
①友だちにされた嫌なことを「〇〇さんに~された」と打ち込む。
→複数人がその打ち込みに同調
→〇〇さんは、複数人から覚えのないことで、複数人からいじめられていると訴える。
②遊びの誘い「公園行こうよ。」を打ち込む。
→「私も!」と友だちが一緒に行くことを希望してきた。
→「何で」と打ち込まれた。
→「来てほしくない」という意味だととらえて、関係が悪化した。
※「何(徒歩?自転車)で」という意味で送っていた。
①では、されて嫌だったことを文字で打ち込んだこと、それに対してグループで注意しなかった
ことが、配慮の足りないところでした。
②では、「何で」という文字だけでは、それが移動手段を尋ねていることだと読み手に伝わらない
と、送信する前に読み返して判断できなかったことが足りないところでした。
<ふり返りより>
・ぼくは、インターネットの中で「ネッ友」という友だちとつくり、ゲームなどで遊んでいます。
その「ネッ友」と通話アプリなどで学校の話をすることがあります。
もちろん個人名は出していませんが、知らない人と話していることを考えると
「話していいのか?」と疑問を持ちました。今日話を聞いて、やめた方がいいと思いました。
・ぼくは1回、ゲームの中で知らない人に名前を言ってしまったことがあった。
「この人やさしいな。」と思ってしまうと情報を口からポロっと出してしまう癖があるから、
直さなければと思った。
・友だちがライン等で誰かの悪口を言っていたら自分はどうするかな?と考えました。
一番はじめに言った人が悪いと思っていましたが、共感している人も悪いことに気づきました。