2022年1月21日(金) 紙版画【1年生】

今週は冬らしく、急に寒くなりましたね。
新型コロナウイルス感染警戒レベルが5になり、感染防止の為、
"てまきうしか"を徹底して行っています。

 

学校では、初めての版画学習に入りました。
1年生は"紙版画"です。版画は一人3枚刷る予定です。
まず、2枚の版画紙にローラーで色インキ遊びをしました。
色が混じるところが「きれい!」と歓声を上げながら集中して楽しんでいました。
残りの一枚は、ハートや星の型抜きをして色インキ遊びをしました。
これも「わ~!きれい!」と大歓声で楽しみました。

 

 

昨日はいよいよ"版"作りに入りました。
今年のテーマは、時間短縮できる「笑顔」か「歯磨き」にしようと思っていましたが、
子ども達に話すと少しつまらなそうな表情?
そこで、"版"作りの説明を詳しくして、少し時間がかかりますが、
「○○にのって」「○○といっしょ」というテーマもできそうだと話し、多数決をしました。
すると、4分の3の子ども達が、「○○にのって」「○○といっしょ」のテーマで作ってみたい!
とのことで、少し難しいですが、
今年は、「○○にのって」「○○といっしょ」のテーマで取り組むことにしました。
いっしょにいたい!のりたい○○を考えることにしました。
まず、"○○の"版"を作ってから、○○にのせる"自分の版"を作ります。
今日は作りたい紙版画の○○の下絵を描きました。
自分を描く前にまず、のりたいものや一緒にいたいものを描きました。
自分が乗れるよう、形を考えて描きました。
再来週前半に完成する予定です。
特に来週は紙版画週間になりそうな位集中して取り組む予定です。

 

 

一番初めに"紙版画"の説明をしました。
紙版画は、作りたい版画の下絵を描きます。そこからが大変です。
自分の作りたい紙版画にするために、版をどうやって作るか?です。
バラバラにして、パーツを一つずつ作ります。
顔なら、輪郭・髪の毛・眉毛・白目・黒目・鼻・口...といった具合に、
全てバラバラに作って糊で貼っていきます。
前から貼るのか?後ろ(裏)から貼るのか?によっても刷り上がりが違います。
よくよく考えて作ります。
はさみを使うのも難しく、鉛筆で描いた通りにできると思っていても
、あれ?丸く描いたのに、目が四角になっちゃった!なんてことも...あります。
鉛筆で描いた線は、インクをのせると消えちゃうよ!ということも説明しましたが、
きっと描いたとおりにできる!と思っているかな?! 
色インキ遊びをした上に、本刷りをする予定です。
こうすると、ちょっぴり立体感が出るのです。
本刷りもインクの付き方やバレンでのこすり方によって、刷り上がりが違います。
ちょっぴり難しい紙版画ですが、来週から一つ一つ楽しんで取り組みたいと思います。

 

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次号のお便りには子ども達の刷り上がりの版画を載せられればいいなぁ!と思っています。
「版画楽しい!」「もっとやりたい!」「どんなふうにできるかな?」の子ども達です。

 

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