2022年1月21日(金) 【相手の立場に立って】吃音はどんな話し方なんだろう(道徳)【6年生】

吃音について学ぶ機会がありました。
北小学校にある「ことばの教室」の先生の話を聞いたあと、
NHKの特集やバリバラ(NHK)の映像から、実際の話し方を見たり思いを聞いたりして考えました。

 

 

  問:辛いのはどんなときだろう。

・言葉や声が思うように出てこなかったとき。(Rさん)  

・話し方をばかにされたとき。(Sさん) 

・自分の言い方なのに、笑われたりからかわれたりするとき。(Tさん) 

 

  問:安心できるのはどんなときだろう。

 ・自然にみんなが話してくれるとき。(Rさん)   

・最後まで話を聞いてもらったとき。(Hさん)

・言葉がでなくても、みんなが理解してくれているとき。(Sさん)

 

  問:自分にできることは何だろう。

・吃音について理解して、気軽に話しかけたい。(Sさん)

・「自分は話を聞いているよ」と相づちをするなどして示したい。(Rさん)

・最後までさえぎらずに話を聞いて、その人にとって安心できる場所にする。(Rさん)

 

 

吃音で問題となっているのが、周りの環境がそれを悪化させてしまうことだそうです。
周囲の理解がなく、からかわれたり、話を避けられたり、
「話さなくては伝わらない」と話すことを強要されたり。
でも、からかわれること・避けられること・できないことを強要されることは誰にとっても辛いことです。
今回は【吃音】をきっかけに「相手の立場に立って」行動することを学びました。
お家でも話題に上げてみてください。

 

 

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