2022年8月29日(月) 言葉を使わずに伝えること(6学年)

8月29日(月)にパントマイム講演会がありました。担任も子どもたちも、始まる前は、「一体何をするんだろう」という気持ちでいっぱいでした。「パントマイム」は、言葉として聞いたことはあっても、それを使って何をするんだろう...というのが正直なところでした。

 

オープニングから、言葉を用いずジェスチャーのみでどんどん進んでいきました。観劇やショーなどを鑑賞するのと同じ感覚でいいんだ...ということがわかってきました。始めは半信半疑だった子どもたちもだんだんひきこまれていって、自然と拍手をするようになっていきました。よく見聞きする「壁」のジェスチャーは、数ある「パントマイム」のほんの一つに過ぎなかったんですね。実際にやり方を教えていただき実施する場面もありました。各クラスの代表者は、事前に全く知らされていなかったにも関わらず、「パントマイム」を自在に操りながら、表現しきっていました。さすが6年生...という感じでした。

 

さて、この「パントマイム」を見ていて気づかされたことがあります。それは、言葉を用いずに表現できることの大切さです。と言うか、私たち人間もさかのぼっていくと「言語」がない時には、ジェスチャーなど「非言語」を用いて生活していたわけです。実際に自分自身も「パントマイム」をやらせていただく中で、いかに自分自身の身体のしなやかさが失われていて、融通が利かないかということに気づかされました。今日演じてくださった方々の姿を見ていて、身体を自在に動かすこと、言葉だけに頼らずに伝える方法がたくさんあること、そんなことを学ばせていただきました。

 

運動会で6年生は「組体操」に挑戦します。今日学んだことを、「組体操」にもつなげていきたいですね。

 

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