2020年10月 9日(金) 遠足にいきました！(1年生)
10月9日(金)に1年生が、2年生と遠足に行きました。朝の段階では、どんよりとした曇り空。予報は夕方からの雨でした。子どもたちもずっと楽しみにしていた遠足です。朝教室へ来たときから、「先生、今日行けるね！」、「お弁当、好きなもの入っているんだ。」ととっても嬉しそうにしていました。
朝の会を終えると（いつもよりそわそわしていたかな？）、校庭へ出て、2年生との出発の会を行いました。体をピタッと止めて、先生からの約束や2年生からの話を聞けている子が多くて花丸でした。さあ、いよいよ出発です！！例年だと、市民の森までの上り坂も、高学年のお兄さんやお姉さんの声かけや支えがあったから、1年生もがんばって坂道をのぼれていましたが...それがない今年はどうなるかと心配していました。ですが、高学年のかわりを2年生がばっちりしてくれて、温かい言葉をかけて1年生を励ましてくれました。「先生、まだ～？」「つかれたよ～」という声も聞こえてきましたが、「あと半分ぐらいだよ、きっと！」など1年生同士でも、声をかけあって歩く姿が素敵でした。
市民の森に着くと、ぱらぱらと雨が降り出してきました。カッパを着ての遊びになってしまいましたが、友だちと仲良く・楽しく遊べました。手作りの段ボールそりで遊んだ子は、芝が濡れていてなかなかそりが進まず、足で一生懸命進んでいるところがとても可愛かったです。遊具でも思い思いに遊び、計画よりも短かった自由遊びでしたが、存分に楽しみました。
お昼になると、雨足が強くなってきてしまい、わしば山荘の体育館をお借りして、グループ毎にお弁当を食べました。2年生と一緒に、おいしいお弁当を嬉しそうに食べていました。お家の方の作ってくれたお弁当は、一生懸命歩いてたくさん遊んだ子どもたちには、何よりのごちそうでした。
お昼を食べ終わると、午後の遊びを中止にして帰路につきました。雨がさらに強くなっていたので、誰も忘れずにカッパを持ってこられていて、本当に助かりました。滑って転んでしまっても、カッパの下のリュックが落ちてきて歩きにくくても、寒くても、疲れていても、誰も文句を言わずに、みんな黙々と歩きます。その姿の頼もしいこと！諦めずに頑張る気持ち、いつもの可愛らしさではなく、かっこいい姿も見せてもらいました。本当に、本当によく頑張りました。
帰ってきた子どもたちに聞くと、「楽しかった！！」と大満足の様子でした。天気予報は大幅にずれ込んでしまい、雨の中の活動になってしまいました。そんな中でも、楽しむ気持ちは忘れずに、できる中で全力で楽しみました。コロナ禍で過ごしている子どもたちだからこそ、制限があっても楽しむ力がついているのかなあと感じました。