2021年6月14日(月) 【パラリンピック交流会】長野県出身のパラリンピック代表選手の方と交流しました【5年生】

 6月8日(火)に長野県出身のパラリンピック代表選手である三澤拓(ひらく)さん(アルペンスキー:片足)、
夏目堅司さん(チェアスキー)のお二人とテレビ会議システムを通しての交流会がありました。
夏目さんが進行を務め、三澤さんからご自身についてお話をしていただきました。
6歳で足を失ったいきさつ。小学校から野球とスキーを始め、野球ではエースで4番になったこと。
高校からはスキー競技一本にしぼり取り組むようになったことを語ってくださいました。
実際のスキーの競技の映像を見たときには、子どもたちから
「すごい速さだ」「片足とは思えない」という声がもれました。
また、以前NHKで放送された三澤さんのドキュメンタリーの映像では、
「絶対にやるんだ」と小学生の三澤さんが自分に繰り返し言い聞かせる場面が流れ、
ひたむきに打ち込む姿が子どもたちの心に響いたようでした。
交流会に参加した、4~6年生の各クラスから、ネットを通して質問したり、
お答えいただいたりと直接は会えませんが、伝え合うことができました。

 

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 後日、子どもたちに三澤さん、夏目さんにお送りする交流会の感想を書いてもらいました。

 


【先日は、おいそがしい中、ありがとうございました。ぼくも野球をやっています。
もし、ぼくが片足がなかったり、片手が使えなかったら、野球をあきらめてしまうかもしれません。
でも、あきらめなかった三澤さんがすごいと思いました。
ぼくも野球で何かあってざせつしても、あきらめずに一生けん命にやりたいです。
波田スイカも食べてみたいです。】
※三澤さんは、波田町の出身で、講演の中で何回か波田のスイカについて話題にされました。

 

 

【この間は、パラリンピック交流会でお話をしていただき、ありがとうございました。
私は、三澤さんは片足を失ってしまったのに、スキーをあきらめなくてすごいと思いました。
私は、小学校1年生からピアノをやっているのですが、
もし、ピアノをひくときに関わるところを失ってしまったら、
私だったらつらくて、くやしくて、ピアノをやめてしまうと思います。
けれど、三澤さんのように、つらくてもあきらめないことを大事にしたいと思いました。
これからもピアノをがんばりたいです。三澤さんと夏目さんもこれからもがんばってください。
活やくを期待しています。】

 

 


 全力で競技に向かう姿勢が子どもたちの心に残るとともに、自身に照らし、考える機会になったようです。