2021年4月21日(水) ひらがなの勉強が始まりました

4月21日、水曜日。いよいよひらがなの学習が始まりました。今まで、「鉛筆の持ち方」や「線の書き方」などの学習を行ってきました。「てんしのわ」や「ゆっくりはみださない」などの合い言葉を大事にしながら、字を習うための素地を練習してきました。子ども達はようやく字を習えるということで、とてもうれしそうでした。

 

昨日習った字は「い」。最初に「い」がつく言葉を子ども達にたくさん発表してもらいました。「いか」「いるか」「いし」「いくら」「いれもの」「いしい」・・・子ども達は元気に手を挙げて、もっと言いたいといった様子でした。

 

字を習うステップは、①「ゆびがき」、②「なぞりがき」、③「うつしがき」の3つです。これは平仮名でも漢字でも同じです。この中で最も大事なのは、①の「ゆびがき」です。「ゆびがき」とは鉛筆を持たずに、書き順が書かれたお手本を見ながら、利き手の人差し指で机の上などに書くことです。その際に、書き順を唱えながら指でかきます。「い」でしたら、「いーち、に」です。「いーち」の「ち」の時にはねます。書き順を唱えながら、書き順や形を覚えるまで何回も繰り返します。それらを覚えたら、初めて鉛筆を持ちます。そして、②の「なぞりがき」です。薄く書かれた線をはみ出さないようにゆっくりと書きます。そして、③の「うつしがき」です。お手本を見ながらゆっくりと書いていきます。②、③でも必ず書き順を唱えながら書きます。これが字を覚える3つのステップです。このような形で、これから一日一文字ずつひらがなの学習を進めていきたいと思っています。

 

子ども達は、①「ゆびがき」、②「なぞりがき」、③「うつしがき」の順序に沿って、ゆっくりていねいに書いていきました。

 

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