2021年5月10日(月) 大切な命を守る学習~防犯教室~

5月10日(月)の朝の時間に、スクールサポーターの志摩さんが1年生の教室に来て、防犯教室を行ってくれました。まず最初に、「『いかのおすし』って知っていますか?」と子ども達に尋ねました。子ども達は一斉に手を挙げて、どんどん答えていきました。

 

不審者と遭遇したときに、子ども達が取るべき対応を短くまとめたのが「いかのおすし」です。「いか」は「行かない」、「の」は「乗らない」、「お」は「大声を出す」、「す」は「すぐ逃げる」、「し」は「知らせる」です。

 

その後、志摩さんはクイズ形式で問題を出してくれました。小学生が下校中に通学路で被害に遭うことが多いことが分かりました。複数で歩いているときよりも、一人になったときが危ないそうです。そして、不審者はサングラス・帽子・マスクなどといった「いかにも不審者」という格好ではなく、「普通の人」の格好で現れることが多いことも教わりました。「あなたのお父さんと同じ会社の人なんだけど、お父さんが事故に遭ったので、あなたをお父さんの病院まで送っていかなければならないので、この車に乗ってください」などと言葉巧みに連れて行かれてしまうこともあるそうです。大事なことは、「知らない人にはついて行かない」、「知らない人の車には乗らない」、「きっぱりと断る」ことです。「こわい」と思ったら、「防犯ブザーを鳴らす」、「走って逃げる」、「安心の家に逃げ込む」、「近くの人に助けを求める」、「必ずお家の人や先生に知らせる」という行動をとることです。志摩さんはスライドを使いながら、子ども達に真剣にお話をしてくださいました。

 

防犯教室では、みなさんの大切な命を守る大事な学習をしました。各家庭でもお子さんが被害に遭わないよう、重ねてお子さんにご指導をお願いします。

 

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