2021年5月11日(火) 紙芝居「いのちをいただく」

1年生の子ども達に、担任が紙芝居を読んでいます。子ども達はこの紙芝居の時間をとても楽しみにしています。みんな話にのめり込んで、集中してとっても静かに話を聴いています。

 

5月11日(火)に読んだのが「いのちをいただく」という紙芝居です。先日、東御市立図書館で借りました。この「いのちをいただく」というお話は絵本もあります。ご存じの方もおられるかと思います。担任はこの話が大好きで、担任したクラスでは読み聞かせをしています。

 

紙芝居の前に、子ども達に尋ねました。「お肉が好きな人?」ほとんどの子が手を挙げました。「牛肉好きな人?」、「豚肉好きな人?」、「鶏肉好きな人?」みんな元気に手を挙げていました。「牛肉って何の肉?」、「牛の肉を取るために、牛はどうなったのかな?」「みんなが焼き肉やすき焼きなどで食べていたお肉は、もとは生きていた牛や豚などの大切な命をいただいているんだよ」と話して、紙芝居を読み始めました。このお話は、食肉センターに勤めて実際に命を解くことを仕事にされている、坂本義喜さんのお話です。

 

いつも食事の前に言っている「いただきます」という言葉の意味が少しでも子ども達に伝わるといいなあと思います。私達が食べている全てのものには全て命があって、その大切な命を私達はいただいています。だからこそ、「いただきます」という言葉で、その命に敬意を表しているのだと思います。これから、子ども達にはこの「いただきます」の意味をことあるごとに話していきたいと思います。ご家庭でも「いただきます」の意味をお子さんと話題にしていただけたらありがたいです。

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