2021年11月19日(金) うれしいな げんきになるよ ふわふわことば

11月19日(金)のの人権教育授業参観にはたくさんの保護者の方々に参観いただき、本当にありがとうございました。久しぶりの参観日ということで、子どもたちは朝からうれしくてそわそわしていました。5時間目の参観授業は、「ちくちくことば ふわふわことば」の学習をしました。

以前行っていたソーシャルスキルカルタのオレンジ札の中に、「いわないで かなしくなるよ ちくちくことば」「うれしいな げんきになるよ ふわふわことば」という札がありました。「ちくちくことば」「ふわふわことば」とは具体的にどんな言葉かという学習はまだしてなかったので、いずれ子どもたちには授業で考えてほしいと思っていました。「どんな言葉が『ちくちくことば』かな」と問いましたが、意外にもあまりたくさん意見は出ませんでした。声に出して言うだけでいやな気持ちになるからでしょうか。

 

その反対に「ふわふわことば」はたくさん意見が出ました。「いっしょにあそぼう、じょうずだね、大すき、ありがとう、やさしいね、うまいね、がんばろう、おさきにどうぞ、ここどうぞ、いれてあげる、てつだってあげる、おちてたよ、じょうずだね、だいじょうぶ、なかよくしよう、いっしょにはこんであげる...」まだまだたくさん意見が出てきそうでした。それらをみんなで声に出して言ってみました。子どもたちの顔がみるみる明るく笑顔になってくるのが分かりました。

 

その後、お家の方達を含めて、「おりがとうじゃんけん」をしました。じゃんけんで勝ったら「ありがとう」と言い、言われた方は「どういたしまして」というゲームです。ほんの少しの時間でしたが、教室中が和やかな雰囲気になり、笑顔であふれていました。

 

言葉には大きな力があります。「ふわふわことば」を言うだけで、幸せな気持ちになります。そして、元気・勇気が湧いてきます。そして、もっと人に対して優しくなろうと思うことができます。このクラスをふわふわことばがあふれるクラスにしたいなあと思います。そのためには、まずは担任である私がふわふわことばをたくさん子どもたちに語りかけていきたいと思います。

 

みなさんのご家庭でも、ふわふわことばをたくさん使ってほしいと思います。「和顔愛語」という言葉がありますが、笑顔で愛のある言葉を使っていきたいものです。

 

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